本の相談員の本棚

誰かが見てるかもしれませんが、 目的はメインブログのバックアップです。

2014年01月

紹介する本はこちらカエル

「空気」を変えて思いどおりに人を動かす方法/マガジンハウス
¥1,470Amazon.co.jp

≪読むきっかけ≫
R+(レビュープラス)というサイトから
レビュアーに選ばれ、送って頂きました^^
ありがとうございます!

≪簡単な内容紹介(アマゾン参考)≫

さり気ないひと言で、煮つまった空気をガラッと変えよう!
「空気」を制して勝者になるか?「空気」に呑み込まれて敗者になるか?
その場の空気を一瞬で変える4つのテクニック。

≪気になる部分の抜粋≫
●他者の評価、例えば学校の成績などはツールとして網羅する一部分の
 能力しか測定しておらず、人間のその他の資格に関してはまったくの
 「無知」です。何の評価もできていないと言っていいでしょう。
 だからこそ、成績がよければ「おまえは才能がある」と子どもを大いに
 励まし、成績が悪くても「学校のテストでおまえの才能は測れないだけだ、
 きっと大成功する!」とお子さんに言ってあげるべきです。

●私たちが相手を説得する側であれば、レッテル貼りによる「空気の醸成」は
 使い勝手のよいテクニックかもしれません。しかし逆に、誰かがその話題や
 人物にレッテルを貼っている場合、その意図的な「空気」を動かすために、
 自分の意思や実体験で判断する余地を常に残しておきたいものです。

●楽しむ場における「空気」は、ある種の虚構です。しかしその虚構は、
 健全な形で一緒に楽しむ人たちにとっては、意義や価値がきちんと
 あるものです。したがって、たちえあなたとは肌が合わなくても、
 他の人の趣味の時間をその場で邪魔するのは、それこそ「無粋」
 というものです。

≪感想≫
いかがでしたか?

「空気」とは、
地球を包む大気の下層部分を構成する無色透明の混合気体。

当たり前ですが、この本ではこのような意味で使っているわけではないです。

単なる「空気」は人間が生きて行く上で大切なモノですが、
僕らが普段使う「空気」とは、「雰囲気」という言葉に
置き換えられるモノだと思います。

・ある上司がいるだけでその場がピリッとする空気
・会議でアイデアが煮詰まる重い空気
・すごく明るい人が出勤するだけで漂うさわやかな空気
などなど・・・

静かにしなければいけない場でうるさくする
みんなで騒ぐべき時に静かにしている

それぞれに「空気読めよ!」って言葉が舞いますね^^

僕も長女が1歳の時に北海道へ旅行に行きました。
その飛行機での機内で、ほぼ長女は泣きっぱなし。。。
もう周りの搭乗者は言葉にしないまでも
「静かにしてくれよ」「いい加減にしろよ」「眠たいのに・・・」
などの空気を感じましたし、心の舌打ちが「チェッ」って
僕の耳に響き渡りました(実際に舌打ちした人はいませんけど)
この時に思ったのが、「長女よ、空気を読んでくれ」でした。
でも、長女には関係ないですし、気圧の関係での
違和感を長女なりに感じての「泣き」だったことでしょう。

カリスマ・独裁的な経営者がいて、悪いとわかっていても
反対意見すらできない空気も長い目で見るといい企業風土は
作れないですよね。

悪い空気の正体を見抜いて勝者になるか、
空気に呑み込まれて敗者になるか?(本書より)

すごく読み応えがありますので
興味のある方は読んでみて下さい^^

«1Book 1Action (この本から1つ実践すること)»

◆ 良い問いを作る能力を身に付ける

≪最後に一言≫

★ 「空気読めよ!」って言葉も使い方を考えないと・・・

≪レビューを見る・購入する≫
「空気」を変えて思いどおりに人を動かす方法/マガジンハウス
¥1,470Amazon.co.jp


最後までお読み下さり、ありがとうございます<(_ _)>

紹介する本はこちらカエル

ぼくがこんなにつらい旅をしてきたのは/ウイング出版部 販売:密林社
¥1,260Amazon.co.jp

≪読むきっかけ≫
著者の吉川さんより送って頂きました^^
ありがとうございます<(_ _)>

≪簡単な内容紹介(アマゾン参考)≫
虐待やいじめなど、子どもが傷つく事件が起こる度に、心が震え凍りつきます。
そんな時々に、さまざまな思いを詩の言葉に乗せて綴っていました。
この詩集は、事件が起こった時だけでなく、常に無力な子どもたちのことを
気にかけるきっかけになればと、一部既発表のものも加えてまとめてみました。

≪気になる部分の抜粋≫
こちらの本は詩集です。
抜粋は難しいので、一篇だけご紹介します。

(タイトル)
風景


朽ちていく廃屋
水やりされない鉢植え
高架下に捨てられたビニール傘
無関心という優しさ
無関心という愛憎
おきざりにされたもの

かつて忘れられた子どもだったおとなが
見上げることもなかった空は
今日もひつじ雲浮かべて  どこまでも広がっている

≪感想≫
いかがでしたか?

テーマがテーマだけにこの詩集を読んで、
「前向きにがんばるぞ!」という感じにはなれません。
ちょっと切なくなる詩(ポエム)ではあります。

しかし、感受性の強い子どもがどう感じているのか?
そういった部分は詩からすごく感じ取れると思います。
それは、著者の力だと思います。

虐待やいじめに遭った子どもは
自分の命は自分で殺めないように
なんとか乗り切ってほしいですし、
周りの大人がどう感じてあげて、接していくか?
ここがポイントだと思います。

読者歴が古い方は過去に
記事にしたことがありますが、
僕も楽しいこともたくさんありましたが、
暗い過去もいっぱい経験しました。

今回、こちらの詩集を送っていただき、
拝読したことで、また一段と自分と子どもの
関わりについて、再考するいいきっかけを頂きました。
吉川さん、ありがとうございます。

«1Book 1Action (この本から1つ実践すること)»

◆ 子どもとの関わりを再考する

≪最後に一言≫

★ こういう作品の表現の仕方を読むと
   文学作品に触れていないことを実感・・・

≪レビューを見る・購入する≫
ぼくがこんなにつらい旅をしてきたのは/ウイング出版部 販売:密林社
¥1,260Amazon.co.jp


最後までお読み下さり、ありがとうございます<(_ _)>

紹介する本はこちらカエル

ネガポ辞典―ネガティブな言葉をポジティブに変換/主婦の友社
¥1,050Amazon.co.jp

≪読むきっかけ≫
話題になっていたので、図書館で予約して借りましたが、
半年ぐらい待ちました(^_^;)

≪簡単な内容紹介(アマゾン参考)≫
テレビ各局で紹介され話題のアプリが書籍になって登場!
ネガティブワードをポジティブに言い換える辞典です。
暗い言葉もビックるするほど明るく変身。
書籍オリジナルコンテンツも満載です!

≪気になる部分の抜粋≫
●(ネガ)存在感がない
 (ポジ)周りにとけ込める、縁の下の力持ち、落ち着いている

●(ネガ)早起きが苦手
 (ポジ)遅く起きたぶん睡眠がとれた、それでも今までやってこれたのは
    起こしてくれる人がいたから

●(ネガ)声が小さい
 (ポジ)かわいらしい、静か、こっそり悪態をついてもバレない

●(ネガ)中年太り
 (ポジ)最高のパートナーを見つけた、雰囲気がやわらかくなる
    気持ちいい、貫禄がある、お金持ちに見える

●(ネガ)店員さんが無愛想
 (ポジ)接客練習の相手になってあげた、反面教師、うっとうしくない

●(ネガ)テンションが低い
 (ポジ)物事を冷静に判断できる、落ち着いている

●(ネガ)引っ込み思案
 (ポジ)おしとやか、慎重、落ち着いてる、観察力がある、
    自分だけの世界を持っている

●(ネガ)人見知り
 (ポジ)慎重、落ち着いている、いい相手をみつけられる

●(ネガ)面倒くさがり
 (ポジ)自分の気持ちに正直、ここぞというときに全力を出せる余力がある
    やりたいこととやらなければならないことの違いを知っている

≪感想≫
いかがでしたか?

モノは言いようですね~

抜粋のネガティブ部分は自己分析で
自分を現してる言葉や表現です。
これを見ると、ポジティブに捉える僕は
「落ち着いている」「慎重」「静か(冷静)」という
キーワードが多いですね!

自分でも小さいころから「おとなしい」とは
言われ続け、そんな感じで育ってきました^^

さて、本書は辞典となっているように
あ行から順に「ネガティブ」といわれるワードが並んでおり、
そのワードのポジティブな言い換えが書かれています。

物事を多面的に見るという力は養われますし、
性格だけでなく「くさい」などのワードに関しても
強引な部分もありますが、言い換えワードが
書かれいますので、この本を読めばどんな
「ネガティブワードもへっちゃらさ!」という感じですよ^^

めちゃくちゃ気軽に読めますので、
年末年始の忙しい合間に読んでみては
いかがでしょうか?

悪い面も良く見えるヒントが詰まってます!!

«1Book 1Action (この本から1つ実践すること)»

◆ ネガティブに感じていることをポジティブに言い換えてみる!

≪最後に一言≫

★ 我輩の辞書に「ネガティブ」という文字は無い

≪レビューを見る・購入する≫
ネガポ辞典―ネガティブな言葉をポジティブに変換/主婦の友社
¥1,050Amazon.co.jp


最後までお読み下さり、ありがとうございます<(_ _)>

紹介する本はこちらカエル

運を操る魔法/扶桑社

¥1,365Amazon.co.jp

≪読むきっかけ≫
著者の富士川さんより送っていただきました^^
ありがとうございます!
富士川さんのブログ → こちら

≪簡単な内容紹介(アマゾン参考)≫

突然の病による臨死体験、東北有数の霊能者だった祖母のDNA、
タロット、西洋占星術など各種占いに精通…30年以上「運の力」を
探求してきた著者が伝える、一瞬で幸運体質になる魔法。

≪気になる部分の抜粋≫
●自信が持てない人の無意識のリトライ法
 仕事に自信が持てない時などは、成功を意味するVサインのマークを、
 「アイコン」として活用します。
 最初のうちは、何か上手くいった時に、そのマークをスケジュール帳に
 書き込んだり、ケータイやスマホに画像として保存したりします。
 ことあるごとに画像を眺めれば、成功したいという自信が無意識層に
 刷り込まれ、現実でもだんだんと自信が持てるようになってくるはずです。

●色が持つパワーがあなたの心を変えてくれる
 (緑):協調性を持ちたいときは、緑が有効です。共同作業をするときなどは、
  おすすめ。バランスのとれた人生にしたいときにも力を貸してくれます。
  でも緑が強すぎると、周りに押し流される面も出てきます。
  自己主張が苦手な人は、この色を避けて下さい。

●できないことを目標にしても失敗体質になるだけで損
 勝ちぐせをつけることは、運を操るうえで、とても大切です。そのために、
 私がオススメしたいのが、「やらせ開運」です。やらせ開運とは、はじめから
 できることだけを目標にして、成功体質をつくることです。(中略)
 無意識は単純です。「あ、成功するとうれしい」「成功が当たり前」と、
 成功することに向けて、どんどん動き出してくれます。「やらせ」で最初の
 勢いをつければ、自然に成功に向かって走り出してくれるのです。

≪感想≫
いかがでしたか?
あ~お腹いっぱいになりました~^^
結構、濃密な内容でした!
僕が著者なら、あざとく2~3冊に分けちゃうぐらいに
濃い内容ですし、著者の富士川さんも出し惜しみなく
書かれたんではないかと(勝手に)思ってます!

さて、内容ですが内容が濃いだけに
あらゆる角度から抜粋できるという
僕のブログ泣かせの作品でした(^_^;)

2つ目の抜粋ですが、「緑」としていますが
単に僕の好きな色なので、選びましたが、
12色の色の特徴が書かれています。
さてその「緑」ですが、自己主張が苦手な人は
避けて下さいと書かれていますが、
僕は完全に自己主張が苦手なので、気を付けないと(^_^;)

この本で良く出てくるキーワードとして、
「ケータイやスマホ」があります。
どういうことかというと、運を操るのに
無意識の領域や潜在意識に訴えかける方法として、
「ケータイやスマホ」の待ち受けなどに
前向きになれる画像や目標になる画像などを
貼り付けることにより、ちょこちょこ見ていくことが
かなり有効なようです。

詳細は本書を読んで頂くことにしましょう~

最後の章には、著者がオススメする
全国18か所のパワースポットまで収録されていますので、
パワーを充電したい方はこの章もオススメです。
ただ、スポットが羅列されているのではなく、
詳細な情報も2~3ページにわたり書かれています。

「運を操りたい」「自分はなんてツイてないんだ!」なんて
思うことが多い方は、ぜひ一読してみて下さい^^

«1Book 1Action (この本から1つ実践すること)»

◆ 願望は短く、頻繁に!

≪最後に一言≫

★ 著者は声優もされています^^
  朝のワイドショー「とくダネ」で
  ナレーターもしているみたいです^^ 

≪レビューを見る・購入する≫
運を操る魔法/扶桑社
¥1,365Amazon.co.jp

最後までお読み下さり、ありがとうございます<(_ _)>

紹介する本はこちらカエル

トンネラーの法則 どんな逆境もはねのける人はどこが違うのか?/阪急コミュニケーションズ
¥1,680Amazon.co.jp

≪読むきっかけ≫
阪急コミュニケーションズさんより送っていただきました!
ありがとうございます^^

≪簡単な内容紹介(アマゾン参考)≫
あらゆる状況が自分を引きずり下ろそうとしていても、粘り強く戦い抜く。
心のスポットライトを自分に向け、自分の人生に責任を持つ。
自分を運転席に座らせ、意味の探求を続ける。人生の圧倒的困難を
するりとくぐり抜けていく人々“トンネラー”には共通の資質がある。

≪気になる部分の抜粋≫
●ユーモアは強いストレスから人を守ってくれるので、ユーモアと結びつけて
 考えられることが多い魅力とか機知といったものをはるかに超える存在で
 ある。豊かなユーモアのセンスは知性や回復力―失敗や挫折から
 立ち直る力―とつながっている。

●困難な状況に陥ると、トンネラーはまず自分自身に目を向け、その状況を
 変えるために自分に何ができるのか考える。外的状況に不平を言ったり、
 他人を責めたりして時間を浪費することはない。

●人間だれでも、どんな困難な出来事に直面しようが、それに屈することなく
 逆境を乗り切り、人生とその無限の可能性を最大限に味わう方法を
 見いだすことができるのだ。人生で起きた出来事の犠牲になるのではなく、
 自分の運命を自らの手で切り拓くことが真に可能になるのである。

≪感想≫
いかがでしたか?

トンネラーとは、逆境を潜り抜ける人、
逆境や困難をトンネルと表しています。
トンネルを別の言い方をすると、「壁」「スランプ」「不調」などでしょうか。

僕もいろいろなトンネルに入りました。
中でも一番大きなトンネルは阪神大震災での被災ですね。
あの時は、家も全壊し、父の仕事場も崩壊し、
未来なんて、全く見えない状態でした。。。

でも、結局は何とかなったわけで。
(細かいことを言うと震災で失ったものはあるのですが)

そして、本書ではトンネルを抜け出せる自分自身のポイントとして、
・自分自身にスポットライトを向けよう
・意味を探し求めよう
・おおらかさを身につけよう
・諦めない
・一息つこう
・ためらうことなくユーモアを使おう
・サテライトを探そう
・ためらうことなく鼓舞されよう
と書かれています。
抜粋部分に書かれている内容もあれば、
どういう意味?って言葉もあるでしょう。
詳細は本書に任せますので
興味のある方は、ぜひお読みください^^

外国書籍の翻訳版ですので、
僕はよく「中だるみ感」を感じることがあり、
今回も少し感じましたが、(個人的感想)
全体としては非常に面白く読めました!!

«1Book 1Action (この本から1つ実践すること)»

◆ 子どもに選択肢を与える

≪最後に一言≫

★ トンネルをくぐりぬけるとそこは・・・・・ 

≪レビューを見る・購入する≫
トンネラーの法則 どんな逆境もはねのける人はどこが違うのか?/阪急コミュニケーションズ
¥1,680Amazon.co.jp

最後までお読み下さり、ありがとうございます<(_ _)>

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