本の相談員の本棚

誰かが見てるかもしれませんが、 目的はメインブログのバックアップです。

2014年05月

紹介する本はこちらピヨ

なぜ、あなたの話はつまらないのか?/あさ出版
¥1,404Amazon.co.jp

≪読むきっかけ≫
著者の美濃部さんより送って頂きました^^
ありがとうございます<(_ _)>

≪簡単な内容紹介(アマゾン参考)≫

あなたは話がおもしろい人?それとも、つまらない人?ちょっとした工夫で、
日常会話はグングンおもしろくなります。ヒントは、テレビ番組制作の
「裏側」にアリ!目からウロコのノウハウを、放送作家がこっそり伝授します。

≪気になる部分の抜粋≫
●「自分が面白いと思う話=面白い話」ではありません。
 当たり前のことのように思えますが、意外と多くの人がそれに
 気づいていないのです。そして、「自分が面白いと思う話」を
 「聞き手にとっても面白い話」だと誤解して、自分が熱中している
 趣味の話や、自分が気持ち良くなる自慢話ばかりしてしまう。
 その結果、聞き手から共感を得ることができずに、スベってしまうのです。
 ですから、スベるリスクを減らすためには、まず「面白い」の判断基準が
 話し手である自分ではなく、聞き手の側にあることをしっかり認識
 することが必要でしょう。

●話題がなければ「質問」すればいい
 会話を盛り上げるために、話題を相手に対する「質問」に転換する。
 ・奥さんにやめてほしいことは?
 ・子どもに言われてショックだったことって?
 ・学生時代に、変な先生いなかった?
 ・あなたの会社の変なルールって何ですか?
 こんな具合です。
 ここに挙げた話題は、多くの人が共通して経験しているので、
 共感を得やすいネタですが、見方を変えればそれだけ多くの
 人にとって「話しやすいネタ」でもあるということです。

●「情けない話」・「コンプレックス」は相手との距離を縮める効果も!
 人間は、初対面の人を前にすると、身構え、緊張し、防御しようと
 するものです。そんなときに自慢話をしてしまうと、よけいに相手を
 警戒させてしまいます。
 しかし、情けない話は自分の弱みですから、それをさらすと相手は
 安心し、その人に対して親しみを感じるのです。

≪感想≫
いかがでしたか?

面白い話をするには「才能」ではなく、テクニックと練習(場数)です。

日頃、話の上手な芸人さんたちと接している放送作家の方なので、
話の組み立て方など勉強になる部分が多かったです^^

1つ目の抜粋では、自分が面白いと思っているだけで
ただの自己満足で終わる場合がありますよね。。。
「今日、面白いことがあってさ~」とか
話し出す前から、話し手がケラケラ笑ってることってあると
思うんですが、やはり話し手と聞き手との温度差がありすぎて、
結局、話が終わってみると大したことがなく、苦笑い、愛想笑いで
対応することってないでしょうか?

話を伝えるには、相手のテンション(気持ち)に合わせて、
最後のオチに向かって、聞き手と一緒にテンションを上げいく。
そして、一緒に大笑いってのが理想ですよね^^

本書の大きなテーマの1つは「共感」です。

「共感を得るためには、どうすればいいのか?」

本書にはその方法論がテレビ制作に関わっている立場から
題材選びから組み立てまで丁寧に書かれています。

テレビ番組や芸能人の話し方通じて
説明してくれている点もテレビっ子の僕には
非常に面白く読むことができました!!

ちなみに
「家族」「学校」「食・住」「恋愛・仕事」「芸能」
これらを話題にすると共感を得やすいようですが、
詳しくは本書に任せますので、ぜひ一読をオススメします^^

«1Book 1Action (この本から1つ実践すること)»

◆ 相手への気遣いを忘れない

≪最後に一言≫

★ やっぱ、話は「フリとオチ」だよな~

≪レビューを見る・購入する≫
なぜ、あなたの話はつまらないのか?/あさ出版
¥1,404Amazon.co.jp


最後までお読み下さり、ありがとうございます<(_ _)>

紹介する本はこちらピヨ

プロ野球解説者を解説する/イースト・プレス
¥1,404Amazon.co.jp

≪読むきっかけ≫
アマゾンサーフィン中に見つけた1冊です~
面白そうなので図書館で予約して、借りました!

≪簡単な内容紹介(アマゾン参考)≫
小西得郎から桑田真澄まで、歴代解説者の名言・名解説オンパレード!
野球中継が100倍楽しくなる!
「今の解説者は甘い! 悪いプレーをしたら叱ってほしい! 」
佐々木信也(「プロ野球ニュース」元メインキャスター)

≪気になる部分の抜粋≫
●よく指摘されることだが、江川卓は巨人戦を中心としたセリーグの試合しか
 観ていない。またグランドレベルに下りて取材することはほとんどない。
 交流戦などでパリーグの知らない投手が出てくると、不思議な解説をする。
 江川:「配球から見れば、この投手の決め球はスライダーですね。
     追い込んだらスライダーを投げるんではないでしょうか」
 まるで探偵のように投球を推測するのだ。無名の新人ではなく、そこそこ
 知られた投手でも江川はよく知らないようで、こういう言い方をする。

●引退間もない選手の解説は、現場の空気をそのまま伝えることができ、
 言葉も非常に新鮮だ。(元阪神の)矢野は、長く阪神で正捕手を張っていた。
 投球について客観的な視線でトータルに語ることができる。しかも3割を
 打ったこともある好打者。打撃についても語ることができる。(中略)
 今の矢野は、捕手の感覚で、試合の局面で何をすべきかが頭に浮かび、
 それが自然に口をついて出てきている感じだ。まだ半分現役なのだろう。

●プロ野球解説者にも適性があるだろうと思われる。
 現役時代、勘や感覚に頼ってプレーをしていた選手は、解説者には
 むかないかもしれない。ひとつひとつのプレーをきっちりと検証し、
 言語化できるような選手が、名解説者になるのではないか。

≪感想≫
いかがでしたか?

これまた野球に興味のない方はごめんなさい。
野球に興味のある方は、かなり楽しく読める本ですよ~

野球に限らず、スポーツ中継には、実況アナと解説者が
だいたいセットでいますよね。
それぞれいろいろな個性があって、
それが共感を呼んだり、
逆に反感をかったり・・・

ブログ読者の皆さんはどんな解説者がいいですか?
・冷静な分析をする人?
・例えが豊富で分かりやすい人?
・視聴者と同じ目線で情熱的に興奮する人?

いろいろあるかと思いますが・・・

僕は関西在住で、阪神ファンなので、
阪神戦良く、テレビ・ラジオで見聞きします。
解説者にもいろいろな個性があり、ファンによって
好き嫌いがあるのは事実ですが、抜粋にも少し
触れていますが、かなりお歳を取った方の解説は
感覚のズレを感じることがあります。

本書ではいろいろな解説者の解説が載っています。
関根順三、野村克也、長嶋茂雄、福本豊、掛布雅之、古田敦也、
桑田真澄、小宮山悟などなど・・・

1つ残念なのは、以前に週刊誌でも
この人の解説は面白いと話題になった
元阪神監督「岡田彰布」が取り上げられてなかったことかな(^_^;)

好きな解説者はいますか?~

«1Book 1Action (この本から1つ実践すること)»

◆ 解説にもっと注目する

≪最後に一言≫

★ アナウンサーも個性があって、試合や解説の邪魔になるよね

≪レビューを見る・購入する≫
プロ野球解説者を解説する/イースト・プレス
¥1,404Amazon.co.jp

最後までお読み下さり、ありがとうございます<(_ _)>

↑このページのトップヘ