ボディ・ブレイン: どん底から這い上がるための法則(ルール)/水王舎
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≪読むきっかけ≫
あるトーク番組(関西ローカル)に下柳さんが出演しており、
その時に本書の存在を知りました^^
≪簡単な内容紹介(アマゾン参考)≫
なぜ、クビ宣告のわずか3年後に37歳の下柳剛が最多勝を獲得できたのか。全身の感覚を研ぎ澄まし、身体の声に耳を傾ける究極の学び方。
人生を変える20の法則。
≪気になる部分の抜粋≫
●人は誰しも自分の身を守るため、生まれつき恐怖心を持っている。
つまり、最悪の結果を想像するように元々できているんだ。ならば、
無理やりプラス思考を心掛けて「それを考えないようにしよう」
とするのは合理的じゃない。考えまいとすると考えてしまうのが
人間の性であるならば、逆に最悪の場面から想起するんだ。(中略)
まず、一番やってはいけないことを考える。そこから少しずつ自分を
楽にしていく。最初から最善を狙ってはいけないよ。
かえって硬くなってしまうから。
●技術を身に付けるときも、目標を定めるときも、大切なのは
決めつけないこと。本当に好きなことのためには、時には
常識さえも疑うことが必要だ。夢をかなえるための王道なんてない。
●失敗をしたからといって才能がないと決めつけてはいけない。
失敗からのリカバリーにこそ、最大の知恵を絞ってほしい。
学ぶ姿勢さえあれば、失敗は一時的な成功よりも価値があるのだから。
≪感想≫
いかがでしたか?
ヤバいよ~ヤバいよ~
そんなに期待をせずに読み始めたからなのか?
めっちゃええことばかり書いております^^
1つ目の抜粋は、僕の心掛けていることに似ており、
以前読んだ元阪神タイガース監督の岡田氏の著書でも
同じようなことが書かれていました。
最悪を想定してしまうんですね。
そこを先に想定して、行き着く「底」までいけば、
あとは「上がる」だけという考え方ですね^^
無理にプラス思考にならずというくだりも
僕は好きな感じです。
2つ目は、やはり「偏見」「先入観」というのは
誰しも持っていますよね。
特にそれが得意分野や好きなことであれば
なおのこと、疑うことなんてないのかもしれません。
でも、そういった制限や常識を取り払ってみるのも
自分の可能性を広げるきかっけになるんだと思います。
3つ目は、初めてやることや慣れていないことは
うまくいかないですよね。その失敗を
「向いていない」とか「センスがない」とか
決めつけないということです。もちろん生まれ持った
才能はあるのかもしれませんが、努力でカバーできる
部分があるよ!って下柳さんは体験から教えてくれています。
本書の所々に出てくる「シモのこぼれ話」が
またいい味出してますよ~
あと、下柳さんが慕っている方との会談も
収められており、1冊で3度おいしい作品です^^
かなりおすすめできる1冊ですよ~
«1Book 1Action (この本から1つ実践すること)»
◆ 前後際断:過去や未来を断ち切り、目の前の一瞬に全力を傾けよ
≪最後に一言≫
★ まだ1月ですが、この本、年間のベスト5ぐらいに食い込みそう^^
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ボディ・ブレイン: どん底から這い上がるための法則(ルール)/水王舎
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最後までお読み下さり、ありがとうございます<(_ _)>