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売上目標は立てるな! 20人までの組織をまとめるリアルマネジメント/阪急コミュニケーションズ
¥1,575Amazon.co.jp

≪読むきっかけ≫
著者の岩渕さんから連絡を頂き、
阪急コミュニケーションズさんより送って頂きました!
ありがとうございます^^

≪簡単な内容紹介(アマゾン参考)≫
小さくても「強い」会社をつくるための具体的マネジメント法を紹介。
マネジメントについての書籍やセミナーで語られるのはほとんど大企業向けで、優秀な人材の採用が難しい中小・零細企業では役に立たないことも多い。本書では、歯科業界のカリスマコンサルタントとして知られる著者が、
従業員10名前後の会社をまとめるリアルマネジメントの手法を紹介。
著者オリジナルの「夫婦経営」の極意についても触れる。

≪気になる部分の抜粋≫
●目先の結果だけを追求するのではなく、長期的な利益のために、
 しっかりとしたプロセス管理を行うことが非常に重要なのです。
 結果至上主義の会社には、このプロセス管理という概念自体が
 抜けているのです。本来、その商品・サービスを必要としていない
 人に売っても、「お客さんが契約するって言ったんだからいいじゃないの?」
 と、誰もなんとも思わなくなってしまうのです。

●体調管理という言葉がありますが、私はこれからの企業経営においては
 「心調管理」こそが重要だと思っています。社長や上司が面談を通して
 スタッフの心の状態を常にいい状態にキープしてあげるのです。
 そして、本人が成長し、行動できるようにサポートしてあげるのです。
 それを続けていけば、リーダーであるあなたとスタッフとの間に強い
 信頼関係が構築されていくのは間違いありません。

●成果を出せない人の多くはやる気がないわけではなく、
 何をしていいのかが分からないのです。(中略)
 「こういう取り組みをしたら成果が出たよ」ということをシェアする時間を
 取ることが大事なのです。私は、これを全体会議で行うことをおすすめします
 会議では売上について詰めるよりも、どうやったら成果が出るかという
 具体的な行動について話し合うほうがずっと有益です。

≪感想≫
いかがでしたか?

「売上目標は立てるな!」というタイトルから、どう展開するんだろうと
思いながら、読み進めていきましたが、はじめからどんどんと
のめり込むように拝読しました^^

とにかく「ノルマ」を何が何でも達成させようと、社員に負荷を
かけても、社員はどんどんやる気をなくし、そして、退職していく。。。
となると、怒って、人を動かすのではなく、「どうしたらうまくいくだろう?」
「どうすれば会社は良くなるだろう?」と一緒に考えるような形で
進めていくことが、社員もやる気を出し、退職者も少なく済むという
好循環になっていくにではないか?という感じです。

抜粋は、ほんの一部部分ですので、伝わりにくい部分もあるかと
思いますが、本書では、どうすれば社員をまとめあげるマネジメントが
できるのか?事細かに書かれています。
その中で「グッドアンドニュー」を取り入れることも著者は勧めています。
「グッド&ニュー」のやり方は検索して調べて下さいね(^_-)

著者は冒頭に会社が今より良くなるためには
「今までと違うことをやる」「今まで以上のことをやる」
この2つしかないと言います。
でも、大きく変革しようとすると必ず摩擦が起きますので、
そのために社長・上司と社員は面談を通じて、お互いの
今の考えや気持ちなどを確認し合うことが大切だと語っています。

この本の内容は大きな会社では実践が難しいかもしれませんが、
社員20名までの会社や大きいところは「部署」で取り入れるのも
いいかもしれません。

かなり良すぎて、抜粋も選びきれなかったです。
僕のバイブルになる1冊だと確信しております。
皆様も読んで損なしだと思いますので、ぜひ、ご一読を!!

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◆ 「3つのため」の仕事観を形成する
  ・自分自身の成長のため
  ・お客様の満足、幸福のため
  ・会社の成長、発展のため

≪最後に一言≫

★ 今の会社の社長に読んでもらおうかな~
   (今の社長が悪いんじゃないですよ)

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売上目標は立てるな! 20人までの組織をまとめるリアルマネジメント/阪急コミュニケーションズ
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最後までお読み下さり、ありがとうございます<(_ _)>