紹介する本はこちらカエル

お母さん、障がいの子どもを応援しますよ。/学研パブリッシング
¥1,470Amazon.co.jp

≪読むきっかけ≫
著者の渡邉さんが代表を務められている
アイエスエフネットさんから送って頂きました^^
ありがとうございます<(_ _)>

≪簡単な内容紹介(アマゾン参考)≫

小学生の障がい者を持つ親のための、将来自立した社会人になるための
子育て論。積極的に障がい者を会社に採用して、注目を集める著者が、
「障がいは訓練によって軽減でき、将来自立した社会人に育てることができる」
と、その子育ての秘訣を説く。

≪気になる部分の抜粋≫
●男女の性別もそうですが、障がいのあるなしも、その「違い」の事実に
 気づかないとしたら、これは無神経すぎます。しかし、その違いに気づき、
 しっかりと「区別」して適切な対応をすることと、言われなき「差別」で、
 違いを持つひとたちに不当な仕打ちをすることとは、本質的に違います。
 まさに障がい者に対しての態度も、よく違いを知って「区別」することは
 大切ですが、それは「差別」することとは違うことを肝に銘じて下さい。

●世の中にいろいろな人がいて、すぐにできるようになる人もいれば、
 ゆっくりと、しかし着実に階段を上がっていく人もいるのです。
 大事なことは、昨日より今日、今日より明日と、少しずつでも
 力をつけていくことです。
 たとえば、私の息子が35点という赤点をとったとしても、、前回のテストが
 25点だったら私は彼を褒めます。社員も同じで、すこしでも伸びている
 のであれば、その成果を褒めます。そして、さらにできるようになるように、
 繰り返し教え続けることが大切です。

●効率アップとか回転率を上げるなど、旧来の日本企業が目指してきたことは
 健常者には向いていますが、障がい者には非常に難しいことなので、
 正直言って向いていません。障がい者の仕事のいいところは、
 一生懸命、ゆっくり丁寧、コミュニケーション、笑顔、真面目、あるいは
 ある部分に特化した高い能力、というところにあるのです。

≪感想≫
いかがでしたか?

アイエスエフネットさんの障がい者への対応は素晴らしいです!
他の企業が追随して行かなくてはいけないのですが、
現状は障がい者の法定雇用率もお金を払って、満たしている
ところが多いでしょう。

今回は障がいを持っている子どもの親に向けて、
将来を悲観せずに、渡邉代表から応援メッセージが
たくさん散りばめられています。

今まで、全ての著作を読ませて頂いていますので、
内容的に同じような記述も見られますが、
障がい者への熱い想い、障がい者のみならず
就業困難な方に手を差し伸べるという社会的弱者に
やさしい企業みたいです。

アイエスエフネットさんの理念や哲学は こちら  をご覧ください。

今回拝読して、「差別」と「区別」の違い、
点数や結果そのものではなく、前回よりも
せいちょうできているのか?
この2点はすごく学ぶべき部分でした。

«1Book 1Action (この本から1つ実践すること)»

◆ 差別ではなく、きちんとした区別

≪最後に一言≫

★ 障がい者施設の実習に行ったことがあるけど、
  今、行くとまた違う気持ちで応対できるかも・・・

≪レビューを見る・購入する≫
お母さん、障がいの子どもを応援しますよ。/学研パブリッシング
¥1,470Amazon.co.j

最後までお読み下さり、ありがとうございます<(_ _)>