紹介する本はこちらピヨ
海賊とよばれた男(上) (講談社文庫)/講談社
¥810Amazon.co.jp
海賊とよばれた男(下) (講談社文庫)/講談社
¥810Amazon.co.jp

≪読むきっかけ≫
友達からいただいました。ありがとう!

≪簡単な内容紹介(アマゾン参考)≫

一九四五年八月十五日、敗戦で全てを失った日本で一人の男が立ち上がる。男の名は国岡鐡造。出勤簿もなく、定年もない、異端の石油会社「国岡商店」の店主だ。一代かけて築き上げた会社資産の殆どを失い、借金を負いつつも、店員の一人も馘首せず、再起を図る。石油を武器に世界との新たな戦いが始まる。

≪気になる部分の抜粋≫
●「君が軍人上がりで商売の素人であるなら、これから玄人になれば
 よかろう。誰もが最初は素人だ。それともアメリカとは戦えても、
 商売の戦いは怖いのか」

●「ぼくはいつか独立して自分で商社をやりたいと思っている。
 そのためには小さな商店で、なにもかも自分でやってみるという
 経験を積みたいんだ」

●各支店には鐡造(てつぞう)が鍛えぬいた精鋭を送り込み、
 一騎当千で同業の他の販売店が十人でやるところなら五人で、
 六人でやるところなら三人でという具合に半分の店員で切り盛りした
 さらに、支店長には支店の商いのいっさいの権限が与えられ、
 本店の店主である鐡造は支店のやり方にはいっさい口出ししなかった。
 任せたとなれば全権を与えるのが鐡造の信念であった。
 それが店員への信頼であり、それだけの教育をしてきたという自負が
 あった。いちいち本社にお伺いを立ててくるような店員では使い物に
 ならないと考えていた。(※一部省略、要約)

≪感想≫
いかがでしたか?

いやいや上・下で700ページ以上の大作でした^^

この作品は今はガソリンスタンドで有名な「出光」、
出光興産の創業者、出光佐三をモデルにした小説です。

私利私欲に走らず、自分よりは社員のため、会社よりは
国のため、と普通の経営者の考えるスケールより
遥かに大きな、長い視点で考えている方だと思います。

モデルである出光佐三を美化しすぎではないかという
評論も目にしたが、著者の百田さんの取材力は
凄いと思っているので、だいたいは事実に
基づいているのだと思います。

これだけスケールが大きい考えをしているので、
いくつもの苦難が本書の中でもこれでもか!
と出てくるのですが、人徳から来るのか、
その時々にキーパーソンが現れ、なんとか危機を
乗り越えていくというのが、やはりすごい人だったんだと^^

この小説の最大の読みどころの
「日章丸事件」のくだりは時間を忘れて
入り込んでしまったし、日章丸事件のことを
全く知らずに読んだので、勉強にもなりました。
※日章丸事件に関しては本書でもいいですし、
 検索してもらうと概要はネットで見れます。

3つの抜粋も小説の中の言葉なので、
この記事だけを見て、どこまで伝わるか
わかりませんが、その中でも2つ目はなるほどと思います。

大きな会社であるほど、営業、経理、人事、総務などと
分かれていますよね。それぞれにスペシャリストになるのも
いいことですが、オールマイティーで学ぶ。
それはもうこの時点で「独立」を視野に入れているということで、
目標が明確になっている人はその時、雑用であっても
意味がある仕事だと認識しているわけですね^^
「なんでおれがこんな仕事せなあかんねん」なんて
これっぽちも思ってないでしょうね~

こんな偉大な創業者がいた出光興産って、
今は佐三の精神は受け継がれているのかな?
(全く知らないので、つぶやいているだけです(^_^;)

700ページ、僕も数時間かけて読みました^^
僕が頂いたのはハードカバーですが、
文庫化もされていますので、興味のある方は
戦前から戦後にかけて、こんなすごい日本人がいたのか!
というのを本書で体感してほしいと思います!!

オススメです^^

«1Book 1Action (この本から1つ実践すること)»

◆ 日本人としての誇りを失わない!

≪最後に一言≫

★ 「600記事」という区切りをこの作品で迎えられて良かったです(^_^)v 

≪レビューを見る・購入する≫
海賊とよばれた男(上) (講談社文庫)/講談社
¥810Amazon.co.jp
海賊とよばれた男(下) (講談社文庫)/講談社
¥810Amazon.co.jp


最後までお読み下さり、ありがとうございます<(_ _)>