ビジネス書の9割はゴーストライター/青弓社
¥1,728Amazon.co.jp
≪読むきっかけ≫
ビジネス書好きには、たまらないタイトルです!
見つけてしまったら、読んでしまいます(笑)
≪簡単な内容紹介(アマゾン参考)≫
ゴーストライターの経験豊富な著者が、ビジネス書にまつわる
仕事の実態や収入、トラブルとその対処法、ライティングの
心構えなどを数多くの実例に基づいて紹介し、著者・出版社・ライターの
関係性をふまえたうえで、ライターの地位向上などの必要性を説く。
ゴーストライターの基礎知識をまとめたQ&Aも所収。
≪気になる部分の抜粋≫
●本を書いた経験のない人に200ページにも及ぶ原稿を書かせようと
すれば、いつ仕上がるかわからない。そんな事では、いつどのような
本を出すのかといった、出版社の「出版計画」は破綻してしまう。
金融機関も納得しないだろうし、融資のしようもない。そこで、
編集部では締切を守ることができるライターが重宝される。
●今後、ビジネス書を読むときには、著者のブログとその著者の
本の文章とを読み比べてほしい。言葉の使い方や表現の仕方が
面白いほどに異なるはずだ。おそらく、それぞれ別の人が書いている
だろう。さらに、著者の本が何冊も出ている時も比較してほしい。
それぞれ違うライターが書いている可能性が高い。
●ビジネス書を本屋に置いてもらえるのは、発売後、長くともだいたい
3カ月間。この間に何度も増刷がかかり、1年以内に累計で3万部から
5万部くらい売れるのが理想。そうでないと、返本になって赤字になる。
返本をいつまでも倉庫に置くことができない。それだけで、コストがかかる。
≪感想≫
いかがでしたか?
まずは「ゴーストライター」は儲からないんだな~
というのが本書の印象です。
芸能人、スポーツ選手、会社経営者など
日頃忙しくしている有名人や著名人の
ほとんどがゴーストライターを使っていると
僕も感じています(これは僕の印象です)
では、どういう形で本が出来上がるかというと
ゴーストライターが10時間前後有名人にインタビューをして、
そのインタビューをまとめて、1冊の本に仕上げます。
ライターの質問に素直に答えてくれる人もいるでしょうが
傲慢な人もいるようです(詳細は本書で^^)
良心的な有名人は、著者として自分の名前は使いますが、
執筆協力とか編集者としてゴーストライターの名前を
本の最初や最後に記載するケースもあるようですが、
それも少数みたいですね。
全国的にそんなに有名でないぐらいの著者さんのほうが
地道にコツコツと本を書かれていると思います。
ただ、そんな著者さんの本も編集者によって
少し~半分ぐらい、ガラッと変えられるケースもあり、
著者自身が納得しないまま出版されるケースもあるようです。
まぁ、「売れる」本にしようと編集者は必至なのだと思います。
この著者と編集者が二人三脚で、うまくハーモニーを
奏でて仕上がっている書籍もたくさんあると思います。
ゴーストライターといえば、本ではないですが、
音楽で「佐●河内」さんという耳が聞こえているようで
聞こえていない方がいましたね(^_^;)
ゴーストライターが必ずしも悪いのではないですし、
ニーズがあるのですから、立派な職業ですが、
この本の著者としてはこういうライターの
地位向上を望んでいるように感じてます。
出版業界の裏側やゴーストライターの
実情に興味がある方はぜひ読んでみてください!
「ゴーストライター」という響きがいいイメージではないので、
「ブックライター」と言い換えている著者が上阪徹さんです。
過去に紹介したことがります^^
【読書518】:職業、ブックライター。 毎月1冊10万字書く私の方法/上阪徹
«1Book 1Action (この本から1つ実践すること)»
◆ 著者のブログと著書を比べてみる^^
≪最後に一言≫
★ 僕の好きなノムさんは出版ペースは凄いけど、やっぱり・・・
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ビジネス書の9割はゴーストライター/青弓社
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最後までお読み下さり、ありがとうございます<(_ _)>
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