紹介する本はこちらピヨ

マンガでわかる 介護リーダーのしごと/中央法規出版
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≪読むきっかけ≫
著者のブログを見つけ、本を出版されており、
介護業界に従事している僕には興味のある
作品だったので、読んでみました。

≪簡単な内容紹介(アマゾン参考)≫

新人介護リーダー「豊田美樹」の成長ストーリーを通して、
介護リーダーに必要な考え方と技術を解説。リーダーシップの
考え方から、会議手法、人材育成、リスク対策まで、マンガでエッセンスを
伝え、文章で解説と補足説明を行う。マンガだけでも必要な知識の
概要がわかる一冊。

≪気になる部分の抜粋≫
●「目的地」を決めることがリーダーシップの第一歩
 目的地を考えていくうえで、もっとも障壁になるのが
 「自分が作る制約」です。目的地を考えていくと、
 「こんなチームにしたい。。。でも今は人がいないから・・・」
 とすぐに制約が出てきます。リーダーが目的地にたどり着けない
 原因は、自分自身で勝手に「制約」の壁を作るからです。

●介護業界では、人手不足が慢性的な問題となっています。
 これは介護職の育成が施設数の増加に追いついていない
 需要過多の状態だからです。しかし、全国一律すべての
 施設が人手不足かというとそうではありません。
 魅力的な組織作りによって、スタッフの働きがいをきちんと
 生み出している施設は離職率が低く、人手不足になっていません。
 人手不足を問題視している施設の多くは、「入職者が少ない」のと
 同時に「退職者が多い」という問題を抱えています。

●さまざまなヒヤリハットが挙がった場合、その施設やフロアに
 とって重要な対策は、それぞれに違うと思います。対策として
 重要なのはスタッフが重要性を認識していることであり、
 単に意見が多い・少ないということではないでしょう。
 またいくら他の人が重要だと思っていても、自分が重要だと
 思っていなければ、行動は起こさないでしょう。
 なので、意見の数(頻度)に加えて、もう1つの「重要度」の
 軸を用意し、みんなで重要だという「合意形成」が必要です。

≪感想≫
いかがでしたか?

リーダーって大変やな~って思うか、
よっしゃー!リーダーになったぞ~!と
思って、引き受けるのってどちらでしょうね^^

前者は過去のリーダーたちを見ていて、
魅力がなかったんだと思います。
後者は過去のリーダーを見て、
しんどいながらも楽しそうに仕事を
していたんではないでしょうか?

本書は内容紹介にもあるように
新人の若手リーダーに抜擢され、
悪戦苦闘しながら、リーダーの心得を少しずつ
学んでいくストーリーになっています。
なので、読んでいるうちに読者も
いろいろと気づかされる部分が多いと思います。

10章の構成で、各章マンガ数ページ、
そのマンガの内容と補足説明で文字だけで数ページという
組み合わせですので、10章マンガだけ読んでも
リーダーとしてのエッセンスと主人公の成長を
感じ取れると思いますし、文字だけの説明を
読んでも十分リーダーシップを学べます。
もちろん、どちらも読むほうがいいのですが^^;

ちなみに僕ははじめの2章だけマンガ+文字で、
3章以降は文字だけを中心に読みました。

僕も介護業界で初めて働いた施設では
一般の介護職として、3年半働き、
その次に新設の老人ホームでいきなり
1フロアの主任からスタートしました。
自分の仕事をこなすだけでなく、
フロアが正常に動いているか?を
常に観察し続け、異常があれば、修正する。
この繰り返しですが、最初は負担のほうが大きかったのを
覚えています。

本書では「人材育成」「会議の進め方」「モチベーション」
「コミュニケーション」などなどリーダーに関するポイントが
満載ですので、特に介護に従事している方はオススメです^^

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◆ リーダーの行動は仕組みづくり!

≪最後に一言≫

★ リーダーって総合力がいるよな~

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最後までお読み下さり、ありがとうございます<(_ _)>