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「会社の悪口」は8割正しい コンサルタントが教えるダメな会社の困った病 (SB新書)/SBクリエイティブ
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 ≪簡単な内容紹介(アマゾン参考)≫
「社員一人ひとりは精一杯努力しているのに、組織全体として成果が出ない」「思ったように業績向上が実現できない」。そんな状況の裏には、その組織として は当然のことになっているが、傍からみたらおかしい、組織の病が潜んでいる。コンサルタントだからわかる、会社の本当の見方を解説し、これからますます複 雑になる組織で生きる知恵を紹介する。

≪気になる部分の抜粋≫
●「ご新規3名様」と案内する店に明日はない。
 自社の言葉遣いの問題点(すなわち認識の問題)を洗い出したいなら、
 もっと多くの人と触れ合うことだ。そして「変だな」「自分の言葉が
 伝わってないな」「上滑りしているな」と感じたものは、適宜改善していこう。
 それこそが、自分を成長させ、会社を優良企業へと変えていく
 一番の近道なのだ。

●社内で足の引っ張り合う文化が根づいている企業は、
 まず「ビジネスは団体戦だ」という基本を徹底して浸透させる
 必要があるだろう。お互いに協力したほうが得だとわかれば、
 社員も自ずと変わってくるのではないかと思う。

≪感想≫
いかがでしたか?

タイトルをみて、「なるほど~」って思ったんですが、
どこの会社でも「うちの会社は○○が悪い」など
愚痴が飛び交っているのではないでしょうか?

だいたいのビジネス書は「そういう愚痴」は言っても
仕方がないので、ではどうすればいいのかを考える!
というようなことが書かれているのではないでしょうか?

もちろん、愚痴や文句ばかりを言う社員は
それが仕事のように周りや新人のやる気を失くさせ、
「しんどい、しんどい」といいながら、続けている。

じゃあ、代替案は?と尋ねてもそれは
幹部や上司が考えることといってみたり、
とんでもない条件を出してみたりと現実性がない・・・

僕は福祉業界に身を置いていますが、
優秀な人が会社に不満を持ったときは
意外と「愚痴る」ことなく、黙って去って行くような
気がしています。
そういった人の意見こそ吸い上げるような
企業風土があれば、いい企業に成長していくのかと。

「給料が安い」「人材がいない」「残業が多い」「会議が長い」など
出てくる愚痴はそんなこといっても仕方がないんですが、
間違っているわけでもないという観点では本書は
読んでみる価値はあると思います。

中身は真面目な感じで、堅い感じはしますので、
新書だからと気軽に手に取ると内容がしっかりしているという
感想を抱かれる方もいることでしょう。

ただの悪口を企業の改善のヒントに変えられるような
そんな組織を作りたい方はぜひ読んでみてください。

«1Book 1Action (この本から1つ実践すること)»

◆ 基準を明示化し、わかりやすい形で共有化していく。

≪最後に一言≫

★ 正しくない2割のことは無視していいかな^^;

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最後までお読み下さり、ありがとうございます<(_ _)>