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初歩からわかる数学的ロジカルシンキング (SCC Books 385)/エスシーシー
¥1,620Amazon.co.jp
 

≪簡単な内容紹介(アマゾン参考)≫
本書は、ピラミッド構造やイシューなどのロジカルシンキングの
解説書ではありません。
論理的に考えること、伝えたいことをできるだけわかりやすく
説明することに数学を役立てる方法をお伝えします。しかも、

数学が得意な人はもちろん、これまで数学で苦労した人や
苦手意識が強い人にほど、読んでいただきたい1冊です。

≪気になる部分の抜粋≫
●古来より日本では「暗黙の了解」や「阿吽の呼吸」が美徳とされる
 ところがあります。いわゆる「皆まで言うな」という文化です。
 確かに言葉にしなくても気持ちが伝わったり、相手の言いたいことが
 理解できたりすることは、一種の快感がありますよね。
 ただ、「皆まで言うな」を美徳とする文化は誤解の温床であるというのも
 また事実です。特にグローバル化が進む現代においては、文化的
 バックグラウンドの異なる人々どうしがコミュニケーションをすることが
 前提になります。そのような場合に「暗黙の了解」「阿吽の呼吸」を
 期待するのは大変危険です。
 実際、コミュニケーションにおける問題のほとんどは誤解から
 生まれるといっても過言ではありません。

≪感想≫
いかがでしたか?

「数学的」この言葉を目にするだけで
拒否反応を示す方もいるかもしれませんね^^
僕も数学は嫌いではなかったですが、文系出身なので、
わからないでもない感覚です。

数学に特化した抜粋ではないのですが、
この部分は仕事をしている上でよく感じる感覚で、
「言わんでもわかるやろう」とか「常識で考えて」なんて
こんな言葉は新人に伝わらないことは多々あります。

過去にも、介護関係に従事していますが、
排泄物で汚染された衣類を新人に
「ハイターにつけておいて」と伝えると
「キッチンハイター」でつけてしまい、
衣類がまだら模様になって、持ち主に謝まり、
弁償したケースもあります。

キッチンハイターは塩素を含むので
さすがにつけないだろう・・・
衣類用のハイターとの違いは
もうわかっているという思い込みが生んだ
僕のミスだったと思います。

これらの例のように
きちんとわかりやすいく伝えるとうことは、
数学的な答えがきちんと出る考えたに
添って、説明をされるべきだと思います。

本書にも出てくるあいまいな表現
・たぶん、おそらく、~のはずです。
・多大な、たくさんの、ちょっと、早めに
など、他にもでてきますが、
これらの表現も相手には伝わりにくいですね。

「ちょっと、待って!」(少々お待ちください)
これも介護現場によく出てきます。

「ちょっと(少々)」ってどれぐらい?ってことですよね。

1分?3分?10分?

「あいまい」や「はっきりさせない」ことも
時には大事だったりしますが、
こういった部分も数学的な思考できちんと伝える
技術って大事かもしれません。

タイトルに「初歩」となってますが、
パラパラめくると「数字」が苦手な方は
敬遠される可能性があります。

でも、そこを乗り越えて読んでいただくと
新しい考え方が手に入ると思います。

身近な例も使われたり、練習問題があったりと
工夫されているので、興味のある方はぜひ^^

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◆ 論理的に考える力を養い、その道筋を正しく表現する!

≪最後に一言≫

★高校1年までは、比較的数学は得意だったはずが。。。。。。。。

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